「一軒一軒ていねいに150年」　～和歌山・南大阪にて「ここちよく落ち着いた暮らしを生む木の家・和の家」を～

リビングダイニングはもちろんキッチンや洗面浴室などもそれぞれがもつ完全２世帯住宅です。
世帯間での好みや考え方の差が大きいため、1階真ん中で壁にて完全に仕切っています。しかしながら、北側の中庭に向けた小窓で、お互いの世帯の雰囲気が感じられる様にもしています。
子世帯では、家族皆で色んな事ができる大きな広間。それにダイレクトにつながったキッチン。そして、広間奥の和室がメインの空間。広間とキッチンをL型にふり、その間に外部デッキを設け挟んだ事により、視線が対角線にのび外部も内部と感じる事ができ、本当に広々と明るいお家となりました。
広間の窓は、大彦お得意のフルオープン木製窓とした事も、それに一役かっています。桧無垢の床板。壁のAEP塗り。天井のラワン底目オイルステイン仕上げ。素朴ですが、味のある仕上げもこの空間に合っていて、お客様とともに本当に「心地よい家」が造れたと思っています。お引渡しの日、一通りの説明が終わって帰ろうとする私を、わざわざお見送り頂き「いい家を造ってもらって、本当にありがとう。これから住むのがとっても楽しみです」と言って頂いた事が、何よりの自慢です。