家は、適切にメンテナンス、愛情を持って直してこそ長持ちします。
家を建てた「つくり手」がお客様とともに、その家の「面倒を見る」それこそが『家守り』であります。
以前は、地域地域には自分の家に携わった大工さんや職人さんがおり、もしくはそのお弟子さんや責任を持って後を任されるものがおり、その『家守り』は、機能しておりました。しかし、昨今それは大きく壊れました。
・「雨漏りするよ。」と言われ、継ぎ目をゴムで覆われた瓦屋根。
・「ひび割れが目立つ、色があせていってしまうよ。」と言われ、表面をペンキでふさがれた左官壁。
適切なメンテナンスを施せば(いや左官壁などはメンテナンス不要なのに)まだまだ30年40年ともつものが、逆にそれをされたことにより5年・10年でやり替えなければいけない様にされている。それどころかせっかく日本の高温多湿の気候に耐えうるお家だったものを、浅はかな知識と目先の仕事&今後の仕事?の為に壊してしまう。
そういう街中のリフォームを見るたびに悲しくなってしまいます。
しかし、それも相談する「つくり手・工務店」がいなくなっているからなのかも知れません。
・「屋根を直す必要がある?」
・「壁は塗り替えなきゃダメ?」
・「雨漏りするけどどうすれば良い?」
・「建具が動かないけど家が傾いてるの?家は壊れてしまう?」
そんな、相談から始まって、それに対してその「家」を総合的に判断し、良心的に適切にアドバイスし対処する。
経済発展の中「建てて壊して」を繰り返してきた時代が終わった今こそ、そういう古来の当たり前の『家守り』に戻っていくべきではないでしょうか。
弊社は、長年にわたり数多くのリフォーム・小直しもさせて頂いております。
「家守り」すべきパートナー、様々な事を相談できる工務店・つくり手がいなくなり、お困りの方は、どんな小さな事でも、お困りの事やご質問があればお気軽に御相談下さい。