「一軒一軒ていねいに150年」　～和歌山・南大阪にて「ここちよく落ち着いた暮らしを生む木の家・和の家」を～

父世帯・祖父世帯がお住まいになる築70年を超える風情ある日本家屋に、息子様ご世帯（ご夫婦と赤ちゃん）が帰り、3世帯が同居されるためのリノベーションです。

今は寝室などが並ぶ2階を全て取り壊し、若世帯のリビングダイニングや寝室、キッチンや浴室・トイレなどの水廻りも設け、更には階段の位置も変えております。
また1階は既存の続きの和室2室と玄関のみを残し、3世帯が便利に動き易くなること、つながりながらも適度な距離がとれることを念頭に、水廻りや各部屋の大幅な位置変えも行っております。

若世帯のご趣味やお好みである「北欧」というのを一つのキーワードとして、現場ででてくる色々な問題を考え合わせ（途中で出てきた大きな梁や窓の抜ける位置など）、窓の高さやバランス、空間のボリュームを考え合わせていったわけですが、元々の建物のもつ風情やそもそものプロポーションの良さに大いに助けられ、また弊社もとても勉強になりました。

キッチン廻りの配置や水廻りなど、お客様の素晴らしいアイデアに助けられ、お住まいながらの工事ですから、長い間色々なご迷惑をおかけしたにも関わらず、初めから最後まで最大限工事をやり易いようにご協力いただき、お客様ご家族様には感謝感謝でございます。

最後に、完成写真を撮らせて頂きながらも感じましたが、やはり「北欧」と「和」は相性が良いもんですね。