「一軒一軒ていねいに150年」　～和歌山・南大阪にて「ここちよく落ち着いた暮らしを生む木の家・和の家」を～

築40年の日本家屋のリノベーションです。
南西にある8帖＋6帖の続きの和室のみを残し、後は玄関の位置から始まり、洗面・浴室・キッチン、そして4.5帖、6帖の各部屋と真ん中のローカで細切れにされた間取りを、ワンルーム中心の間取りに大幅に変え、内部はほぼ新しいお家になりました。

具体的には、キッチンを中心に東にダイニング、南に和室とリビング、北にパントリーをもつサービスコーナー。そしてそれらは全てが一室空間としてつながりながら、効果的に柱（構造的に抜けなかった柱など）や壁で感覚的に仕切っています。
東のダイニングの木製窓を開け放つと大きなデッキも室内に取り込み更に広々と気持ち良い。またその窓と広間＆和室の南窓、北窓と風が縦横無尽に通り抜け、夏でもクーラーなしですごせるほどになっています。（北は山から、南は近隣の池からの涼しい風が吹き抜ける最高の敷地なのです）
更にはキッチンが中央に配したことによって、奥様のご希望通り、キッチンよりどちらを向いても素晴らしい眺めが望めるようになっています。